会社員の「富田 風華」は、真面目で奥手な性格のせいで恋人ができない。
恋人は欲しいものの、仕事を何とかこなしてる内に過ぎていく毎日。
そんな風華の唯一の癒しは、職場のセンパイ「水野 悠太」。
優しい先輩に片思いしているが、その恋心は胸に秘めている。
ある日二人きりでの出張の最中、
突然の台風により帰れなくなり、急遽ホテルに泊まることに。
しかし、ホテルは1部屋しか空室がなく…
「俺はどっか探すから大丈夫。富田さんはここで休んで」
風華はこんな時でも優しい先輩をみてたまらず相部屋しようと提案するも、当然断られる。
それでも引かない風華。こんな嵐の中に先輩を放り出せない。
もう何度目かの押し問答ののち、先輩は突然豹変した。
「俺 頑張ったんだよ、変な気起こさないように。富田さんのせいでダメだったけど」
見たことのない先輩の「雄」の顔。
いじわるでいやらしい言葉や、表情に戸惑いながらも、抵抗しきれず…
体験したことのない快楽に呑み込まれて行く。