りながら、男に依存してしまっていることに気付いた主人公が
もっと自分に自信が欲しいと自立しようとした瞬間に、優しかった男は豹変する。
「…俺言ったよね」
「葵ちゃんにはずっと今のままでいてほしいって」
薬を飲まされ、無理矢理気持ちよくされてしまう主人公。
嫌と言う度にうれしそうな男を見て、恐怖を感じてしまう。
「俺おかしいかな?」
「こんなに好き勝手されてる葵ちゃんのことかわいそうって思うのに」
「かわいくてしかたない」
「俺で傷付いて欲しい」
自己肯定感が低いまま生きてきた主人公が、
ドロドロに溶かされた頭で、男からの重くて歪んだ愛情を知る話。